Martyn Brabbins指揮
BBC Scottish Symphony Orchestra
(BBCスコティッシュ交響楽団)
ヴァイオリン協奏曲 第 4番 ホ長調 作品23
ヴァイオリン協奏曲 第 5番 ニ短調 作品35
アンダンテとスケルツォ・カプリチオーソ 作品16
2009年録音
レーベル:Hyperion
演奏 

(評価は5つ星が満点です)
フェルディナンド・ダヴィッド(1810-1873)は、ベルリン国立歌劇場管弦楽団のヴァイオリニスト、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターというドイツ楽壇の重要ポストを歴任、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の初演を任され、この傑作を成功へと導くべく尽力したヴァイオリニストだそうです。(Wikiより)
シューマン、ショパンと同じ歳で、同世代にはメンデルスゾーン、リスト、ワーグナー、ヴェルディーがいるみたいですね。
第4番はパガニーニの協奏曲をちょっと彷彿とさせる楽曲で、ホ長調と言う調性もあってか、陽気で明るい楽曲ですが、ロマン派と言えばそうですが、古典派的な印象を受ける処も多いと思います。
第5番はメンデルスゾーンとブラームスのヴァイオリン協奏曲を足して2で割ったような印象がある楽曲で、オケはシンフォニックにヴァイオリンと協奏しますが、どちらの曲もヴィルトゥオーソな楽曲で、かなり技術的には難しそうに聴こえます。
イスラエル人ヴァイオリニスト、ハガイ・シャハムは1966年生まれですので、既に中堅と言えると思うのですが、技術的な不足は全く感じさせない演奏ぶりで、線は細めかもしれませんが美音系でもあります。
ただ、楽曲が少しごちゃごちゃしている印象もあり、「これは!」と感じるヴァイオリンでもないようにも思えたり...。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
中央にしっかり定位するヴァイオリンの響きは、線が細いながらも十分な美しさで、潤い感ある艶やかなものです。
ただ全体の見通しは若干悪く、低域の量感が高いのは良いのですが、タイト感がないためブーミーに聴こえます。
音の切れや鮮やかさも今一歩なので、余計に楽曲ががちゃがちゃした印象に聴こえるのかも知れませんが、CDフォーマットとしてはそんなに悪い録音ではないと思います。
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