Mariinsky Orchestra(マリインスキー劇場管弦楽団)
交響曲 第 2番 ロ長調 作品14 「十月革命に捧ぐ」
Mariinsky Chorus(マリインスキー劇場合唱団)
2010年録音(ライヴ)
交響曲 第11番 ト短調 「1905年」 作品103
2009年録音(ライヴ)
レーベル:Mariinsky
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(評価は5つ星が満点です)
第2交響曲はショスタコーヴィチの交響曲の中ではかなり冒険的なそして実験的な印象のある楽曲ですね。
ちょっとソ連政府のご機嫌伺い的な側面もあるような気がして、余り聴かないし持っていもいないので良くは分かりませんが...、と言う事で、★5つは11番に関してとご理解ください。
マリインスキー管はやはり一流のオケだなぁと感心させられます。
ライヴだと言うのに、どこにも疵は見当たらず、アンサンブルも完璧だと感じます。
重厚で重心の低い演奏ですが、独欧風の骨太さとはちょっと異なるどことなく華やかさも隠し味として感じさせる処が、並のショスタコーヴィチ演奏ともっとも異なる感触です。
それはオペラやバレエ音楽をも通常のレパートリーにしている歌劇場管弦楽団だからでしょうか。
特に圧巻なのが「血の日曜日」の民衆虐殺の場面なのですが、冷静にリズムを刻む管弦楽に対して、打楽器群の凶暴とも言える打ち響かせ方がとても対称的で効果的です。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
本当にライブ?と首を傾げてしまうほどにノイズは皆無で、SACDハイブリッド盤ならではの切れや立ち上がり、鮮やかさを感じられる録音です。
定位も明瞭で潤い感もあり、重厚な演奏を楽しめる適度な温度感も感じられます。
低域には豊かなタイトさが感じ取れますが、強奏時のトゥッティでは、ちょっとだけ音場に狭さを感じます。
とは言え、全体的には十分なレベルの録音と思います。
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