cogito ergo sum Stanislaw Skrowaczewski指揮

Saarbrücken Radio Symphony Orchestra

(ザールブリュッケン放送交響楽団)

1995年録音

レーベル:Oehms

1865/66リンツ稿

スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送響との00番、0番を含むブルックナー交響曲全集12枚組ボックスセットのDisk3です。

録音年順に聴いて行っています。


Disk9 交響曲 第 7番 ホ長調

Disk10~11 交響曲 第 8番 ハ短調 もご参照下さい。


演奏 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)


或る意味パワフルな演奏だとは思います。

しかしそれを狙ったがために、全体としての構成美やアンサンブル、ハーモニーが欠落している印象を否めません。

かなり早目の第1楽章には落ち着きのなさが、第2楽章には冗長さが、そして第3~4楽章には粗暴さが見え隠れしている気がしますし、全体に金管群がとくに乱暴で、少し薄い弦の響きに対してのバランスも悪いです。

とまぁ、全体的には良い印象はないのですが、かなりユニークな演奏とも感じられ、特に第4楽章は面白くはあります。


録音 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)


見通しはかなり悪く、響きにくすみが感じられます。

音場はやや中央に集まり気味で、上方向への伸びやかさも余りありません。

低域には量感はあるものの、ブーミーな領域に入る響きだと思われますし、残響には何やら乾燥した雑味を感じます。


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1番だけのCDも販売されています。

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cogito ergo sum