Gewandhausorchester Leipzig
(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団)
2010年録音(ライヴ)
レーベル:Querstand
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
全体にテンポは早目の設定で、スケルツォは早すぎるかとも感じましたが、それでもゲヴァントハウス管、アンサンブルを瓦解させたりはしないのが流石です。
「重厚で壮麗なゴシック建築の構造物」と言うのが私の5番のイメージなのですが、程良く重厚、適度に壮麗でありながら、ブロムシュテットらしい爽やかさも違和感なく溶け込ませた演奏と感じられ、テンポ設定には多少の疑問はありますが、彼にしかできないブルックナーの5番なんじゃないかと思います。
ブルックナー・パウゼの後の出だしとかで、ほんの僅かに拍が合わないように感じる場面があったりしますが、それを気にするのは無粋な粗さがしの範疇ですし、これまた流石のゲヴァントハウス管です、特に「あっ」とは感じさせない細かなフォローで楽曲に疵を付けないように処理している感じです。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤らしい見通しの良さを感じさせる録音で、金管群が咆哮する場面でも音場が塗り込められてしまう様な印象を受けません。
弦の響きや5番特有のコラール風の金管群もとても美しい音色で再現されていると思います。
温度感もライヴとして丁度良い感じがしますが、奥行き感は余り訴求してこない印象です。
定位は明確な方だと思いますし、ノイズは特に少なく、楽章間も切られずに録音されているようですが、そこでも聴衆は極めてマナー良く咳払いなどのノイズも皆無です。
音の切れや粒立ちは並程度で、ライヴとは言え、透明感はもう少し欲しい感じがしますが、悪い録音ではありません。
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