cogito ergo sum François Leleux (ob)


オーボエ協奏曲 ニ長調 AV.144

Daniel Harding指揮

Swedish Radio Symphony Orchestra(スウェーデン放送交響楽団)

2009年録音


13管楽器のためのセレナード 変ホ長調 作品7

13管楽器のための組曲 変ロ長調 作品4

Ensemble Paris-Bastille(アンサンブル・パリ=バスティーユ)

2010年録音

レーベル:Sony Classical


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


協奏曲はとても親しみの持てる楽曲で、ロマン派っぽいモーツァルトと言った感じです。

オーボエの音はあくまでも優しく、それを支えるオケの表情も穏やかです。

湖面をさざめかせる風に乗って、オーボエが楽しそうに、そして伸びやかに歌う、そんなイメージでしょうか。

13管楽器の為の楽曲は、協奏曲以上にモーツァルトを想わせる音楽で、曲想とかは違うのですが、「グラン・パルティータ」とかを連想したりもします。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


協奏曲では、オーボエがかなりオン・マイクで収録されているのか、カチカチとキーの音が少し気になります。

オーボエの高音域にも少しキツさを感じてしまいますし、残響たっぷりはいいのですが、オケの響きは少し不明瞭で見通しが良い方ではないと思います。

低域が少しダブついている印象もあります。

13管楽器の為の音楽では、見通しは編成からも良くはなるのですが、それもですっきりした透明度を感じる事も出来ず、響きそのものは魅力的だとは思うのですが、優秀な録音だとは余り思えません。

ソニーは何でSACDでのリリースを止めてしまったのでしょうか...。

このアルバムもSACDでリリースされていれば、とても素晴らしいものになったのではないかと勝手に想像したりするのですが、かなり残念な気がします。


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