cogito ergo sum Mikhail Pletnev指揮

Russian National Orchestra (ロシア・ナショナル管弦楽団)


交響曲 第 2番 ハ短調 「小ロシア」 作品17

1995年録音

幻想曲 「運命」 作品77

大序曲 「1812年」 作品49

1996年録音

レーベル:Deutsche Grammophon


プレトニョフ&ロシア・ナショナル管によるチャイコフスキーの交響曲全集、管弦楽曲集ボックスセットのDisk2です。(全集は7枚組)


Disk1 交響曲 第 1番 ト短調 「冬の日の幻想」 作品13 他

もご参照下さい。


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


チャイコフスキーの2番は少し地味な印象があります。

しかし、プレトニョフ&ロシア・ナショナル管の演奏は、重心の低い堂々としたもので、聴き応え十分です。

丁寧で美しい音色で織り成されてゆくアンサンブルは、単に「上手い」だけではないオケの底力を見せつけます。

今はどうかは分かりませんが、この頃のプレトニョフとロシア・ナショナル管の高い完成度、結びつきを感じます。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


録音もこれまた素晴らしく、左右のバランスがとても整ったもので、多少音場そのものは中央に集まり気味とも感じましたが、音の粒立ちや潤い感も十分以上だと思います。

奥行き感もある録音には、CDフォーマットとは思えない自然な静寂が背景に感じられます。

切れや立ち上がりは余り鮮烈とは言えませんが、楽曲には見合ったものかもしれません。

「1812年」では本物の大砲を使っているのだと思いますが、その炸裂音は結構な迫力で、スピーカーが壊れるんじゃないかと思うほどですが、炸裂音ですから音楽的ではないです...。


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