Max Pommer指揮
Leipzig Radio Symphony Orchestra(ライプツィヒ放送交響楽団)
交響曲 第 3番
交響曲 第 4番 「アラベスカータ」
1990年録音
レーベル:Ondine
ラウタヴァーラが現在までに完成している8曲の交響曲を集めた4枚組のセットのDisk2です。
Disk4 交響曲 第 7番 「光の天使」 / 交響曲 第 8番 「旅」 もご参照ください。
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
第3交響曲は弦のトレモロで始まり、ブルックナーを彷彿とさせるなと思った途端に、ホルンがロマンティックに似た旋律を奏でると言う出だしです。
部分的にはマーラーの雰囲気もあるのですが、全体にロマンティックを模したような、そしてそれをラウタヴァーラ風に仕上げたような楽曲ですが、全体の印象としてはブルックナーの交響曲との近似性はないものの、本格的な後期ロマン派っぽい交響曲の風貌を感じます。
対して第4交響曲は純然たる現代音楽で、かなり多彩な打楽器群と管楽器との協奏曲風の楽曲です。
4楽章構成ですが、楽章ごとの相違が殆んど感じられず、静けさの中に鏤められる打楽器や管楽器の打撃系の響きを楽しむ音楽のようですが、中々一般受けはしないんじゃないかと...。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
定位も良く程良い潤い感もありますが、見通しはほんの僅かに透明度が足らず、各楽器の響きのフォーカス、粒立ちもちょっとだけ甘い感じです。
現代音楽である第4交響曲などは楽曲の特性上、上記の点は目立たないのですが、第3交響曲では、低域が少し緩くも感じられ、上方向への伸びやかさはあるものの、左右への広がりに物足らないものを感じます。
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