Royal Liverpool Philharmonic Orchestra
(ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団)
交響曲 第 5番 ニ短調 「革命」 作品47
交響曲 第 9番 変ホ長調 作品70
2008年録音
レーベル:Naxos
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール管のショスタコーヴィチの8番 が好感触だったので、既に出ていた5&9番も買ってみました。
とても面白く聴けましたが、或る意味ユニークな演奏だと思います。
深刻さや神経質さを一切感じさせない演奏で、5番などは爽やかに聴こえる部分すらあります。
全体にテンポは早目だと思うのですが、取り立てて違和感のあるアゴーギクやデュナーミクを用いている訳でもないのに、仕上がりはかなり軽やかで流麗と言って良い5番です。
9番もかなり面白くて、5番よりもダイナミックと言ったら言い過ぎでしょうか、それでもかなりのスケール感、迫力を感じさせる演奏で、これまた神経質さもアイロニーも感じさせない楽しい演奏です。
ただ、両曲とも緩徐楽章には、敢えて目指したと思われる緊張感を排した演奏が、楽曲を少し退屈に感じさせているようにも感じますし、好みによればかなり批判のありそうな解釈とも感じますが、私は十分楽しめました。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
十分な見通しの良さと音の粒立ちを感じます。
しかしながら奥行き感が余り感じられないので、強奏時のトゥッティでは少し窮屈な響きに聴こえます。
全体に静寂さも十分なのですが、5番1楽章のピアノが現れる場面で、何故かガサゴソと団員だと思うのですがノイズが高いレベルで収録されており耳障りでした。
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