cogito ergo sum Jerzy Maksymiuk指揮

Sinfonia Varsovia(シンフォニア・ヴァルソヴィア)


2008年録音

レーベル:Bearton


ミェチスワフ・カルウォーヴィチ(1876- 1909)はポーランドの作曲家・指揮者・登山家・作家・写真家。 存命中は、とりわけその華麗な交響詩により、ポーランド音楽界の再生を担う希望の星として、シマノフスキ以上に将来を有望視されていたが、タトラ山脈にてスキー遠征中に、雪崩に遭遇し死去した。(Wikiより)



演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


初めて聴く作曲家ですが、かなり素晴らしい交響曲だと思います。

劇的な場面が多いのですが、展開も構成感も立派だと感じますし、チャイコフスキーに独墺風味を付けたような甘美さや壮麗さを感じさせる楽曲です。

50分弱の演奏時間も丁度良い感じですし、もっと録音や実際のコンサートで取り上げられても良いと思いますが、何せマイナーな作曲家ですよね、きっと...。

シンフォニア・ヴァルソヴィアはWikiによると、1984年にユーディ・メニューインによって設立され、ポーランド室内管弦楽団の団員を中核としてポーランド国内からメンバーを集められたオケだそうですが、中々立派な演奏です。

指揮者のマクシミウクもポーランド人。

作曲家も指揮者もオケもポーランド人で、お国ものと言う訳ですが、だからでしょうか、熱気も十分伝わってきます。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


SACDハイブリッド盤です。

とても自然な静寂を背景に感じるのはSACDならではと言えると思います。

若干低域やティンパニの響きにダブつきを感じるのが残念ですが、奥行き感や実在感は十分だと思います。

上方向への伸びやかさは今一つ足りない気もしますが、定位も明確で響きにも潤いが感じられ、恐らくは小編成のオケだと思うのですが、十分以上の迫力を伝えてくる録音です。


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