cogito ergo sum Werner von Schnitzler (vn), Cosmin Boeru (p)

Jakub Tylman (vc)


ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 作品11

ヴァイオリン・ソナタ ロ長調 作品29

ピアノ三重奏 ハ長調


2009年録音

レーベル:Ars Produktion





演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


オランダのベートーヴェンと称されるヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847)ですが、とても朗らかで優しい感じのヴァイオリン・ソナタ、ピアノ三重奏曲です。

楽曲はとてもいい感じなのですが、演奏が今一つ繊細さと優しさが足りないと言うか...。

特にヴァイオリンのシュニッツラーには繊細な表現が出来ていないと言うか、微細な部分での表現が物足りません。

ブレスの音がかなり聴こえて、鼻息の荒いおっさんみたいで少し耳障りでもあります。

ピアノのボエルには優しさがありますが、ヴァイオリンとピアノが語り合っているいようには感じません、

三重奏でもシュニッツラーは鼻息が荒く、チェロの存在感も少し薄いと思いますが、まとまりはあります。

楽曲はいいんですけど...、別の演奏者で聴いてみたいですね。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


SACDハイブリッド盤ですが、あまり際立った録音とは思えません。

ごくたまにですが、床に響く振動音が感じられるのがSACDならではと言えますが、音楽には関係ない部分。

粒立ちや潤いが余り感じられない、ちょっと無味乾燥な印象すら受けますが、取り立てて悪い録音でもありません。


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