ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調 「田園」 作品28
ピアノ・ソナタ 第 8番 ハ短調 「悲愴」 作品13
ピアノ・ソナタ 第 3番 ハ長調 作品2-3
2006年録音
レーベル:Hyperion
ヒューイットのベートーヴェンのピアノソナタ第3集 がとても素晴らしかったので、既に発売されていたアルバムも購入しました。
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
「鍵盤の女神」と賞されるだけの事はあります、ここでもとても美しいベートーヴェンをヒューイットは聴かせてくれます。
一聴した処、軽やかな響きにも感じますし、確かに重厚さからは縁遠いですから、好みによっては物足らなさを感じるのかもしれませんが、深さは十分に感じられる演奏です。
かなり自由自在なアゴーギク(テンポやリズムを意図的に変化させることで行う、音楽上の表現)も特徴的だと感じますが、恣意的ではない、そして表象的ではない「想い」を感じる事が出来ます。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
通常のCDフォーマットの物もありますが、敢えてSACDハイブリッド盤を購入しました。(はい、信者ですから!)
CDフォーマットしか出ていない第3集と比べて、恐らくは気のせいか思い込みだとは思うのですが、実在感に僅かな差が感じられ、響きに質量を感じます。
どの一音にも濁った響きを感じないのはCDフォーマットと同じですが、高音域にキツさを感じないのはSACDならではなのでしょうか、柔らかなヒューイットの指先が見えるような、そして音としては聴こえないのですが、ペダルを操作する雰囲気も時折感じられるような優秀な録音です。
ただ派手さや息を呑むほどの音響的な凄さが売りになっている訳ではありません。
(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイト[SACD]にリンクしています)
