London Symphony Orchestra
(ロンドン交響楽団)
1990年録音
レーベル:Alto
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
作曲家の御曹司、マキシムの指揮する10番ですが、余りぱっとしません。
アゴーギクやデユナーミクに極端な演出は感じないのですが、それでも何故か聴き心地が悪いと言うか、しっくり来ないと言うか、「外しちゃってる」感じを受けてしまいます。
マキシムの解釈、指揮の問題か、或いはオケがマキシムをイジメているのかは定かではありませんが、全体にバランスが整っていない、アンサンブルを形成できていない印象です。
音色そのものはロンドン響ですので、美しいとは思いますが、例えば最終楽章の早いパッセージなども、一音一音を大切に演奏しているようには感じられませんでした。
かと言っていい加減に、乱暴に演奏しているようにも思えませんが、オケにも指揮者にも迷いがあるのかも知れませんね。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
定位は良い方だと思いますが、少し見通しが悪く、響きにうっすらとヴェールを被せられている印象です。
演奏そのものもエッジを立てないものなのですが、録音にも悪い意味での丸さがあり、鮮やかさが不足しています。
低域の量感も少し物足らない感じですが、奥行き感はそこそこあります。
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