cogito ergo sum Neeme Järvi指揮

Royal Scottish National Orchestra

(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)

舞台神聖祝典劇 「パルジファル」オーケストラル・クエスト

(ヘンク・デ・フリーハー編曲)

歌劇 「タンホイザー」 より序曲とヴェヌスベルクのバレエの情景

(1874年ウィーン版)

歌劇 「ローエングリン」 より第3幕への前奏曲 (コンサート・ヴァージョン)


2009年録音

レーベル:Chandos



演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


オペラを観ない(聴かない)ので、ワーグナーに接するのはこのような管弦楽曲にまとめられたアルバムのみと言う事になりますが、それでもワーグナーは好きな作曲家の一人です。(熱心なワグネリアンの方には怒られそうですが)

パルジファルは恥ずかしながら初めて聴いたのですが、ワーグナーらしい美しい旋律に溢れていますね。

ヤルヴィ&スコティッシュ管の響きも滑らかで美しく、ゆったりと謳い上げる様子が素晴らしいです。

お馴染みのタンホイザー序曲、ローエングリン第3幕への前奏曲では迫力と力強さ十分ですが、力任せでない処も好感触です。


録音 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


SACDハイブリッド盤らしいすっきりとした見通しと分解能の良さを堪能できる録音です。

滑らかで艶やか、そして明瞭な音の輪郭が感じられ、切れも粒立ちも良好です。

定位の良さも特筆できる録音ですが、ローエングリンの金管の咆哮も、決して混濁する事がなく、弦との対比が手に取るように分かる描き分けが出来ている録音です。

瑞々しい残響に広がる音の波紋が感じられるような好録音だと思います。


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