Ysaÿe, Eugène-Auguste (1858-1931)

ウジェーヌ=オーギュスト・イザイは、ベルギーのヴァイオリン奏者、作曲家、指揮者。

ヴァイオリニストとしては、アンリ・ヴュータン、ヘンリク・ヴィェニャフスキの指導を受けて才能を伸ばし、その高い技術で多くの聴衆を惹き付け、ヴァイオリン音楽に大きな影響を与えた。

作曲家としてはヴァイオリンのための曲を残しており、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを強く意識した無伴奏ヴァイオリン・ソナタがよく演奏される。(Wikiより)


cogito ergo sum Benjamin Schmid (vn)

第1番 ト短調

第2番 イ短調

第3番 ニ短調

第4番 ホ短調

第5番 ト長調

第6番 ホ長調


1998年録音

レーベル:Oehms




演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


アルファベット・シリーズの為に買った訳ではないのですが、イザイは初めて聴きました。

無伴奏ヴァイオリン・ソナタと言うと、どうしてもバッハと比べてしまいそうですが、バッハのソナタ、パルティータには一種近寄りがたい荘厳さがあって、聴くにも少し構えてしまうのですが、イザイのソナタは、もっと身近で親しみのもてる楽曲だと感じました。

特に第2番は、ベルリーズの幻想交響曲第4楽章「断頭台への行進曲」でもお馴染みのグレゴリオ聖歌「怒りの日」を変奏曲風にした楽曲で、初めて聴くにしても楽しめます。

第1番こそ、少し構えた感じがありますが、2番以降は良い意味で気楽にも聴ける楽曲です。


ヴァイオリンのシュミットも初めて聴くと思うのですが、かなりこの楽曲への思い込みがあるのか、熱気を感じる、そして謳い上げる演奏です。

技巧に問題は全く感じず、力づよく骨太な感じもありますが、十分しなやかでもある響きには、エーネスに似た素晴らしさを感じます。

エーネスの持つ都会的な響きとは少し違って、もっと音楽を楽しんでいる感じも伝わってきます。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


録音もまた素晴らしいと思います。

うっすらと木質系の穏やかさを漂わせる静寂を背景に、熱気溢れるヴァイオリンの音色が、美しい残響に乗って響きます。

低音弦の強奏時には、ヴァイオリンなのに胴鳴りが伝わってくるような感触で、とても新鮮で鮮烈です。

切れが感じられる立ち上がりや、音の粒立ちも一級品ですが、CDフォーマットなので、奥行き感は普通です。

少し音場が右に寄っているようにも感じましたが、これは体調や機器の機嫌に拠るものかもしれません。


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明日はオーラス、Zで始まる作曲家です。


Nissan Fairlady Z

cogito ergo sum
車には余り興味がないと言うか、詳しくもないんですが、フェアレディ―Zには憧れがあります。

現行モデルもそうですが、やはり歴代Zには、「乗って見たいなぁ」って思わせるものがありました。


一般的にスポーツ・カーがメジャーな趣味の対象ではなくなって久しいとも思いますが、それでもZのような車を作り続ける日産には、とても好感が持てます。