Rautavaara, Einojuhani (1928- )

エイノユハニ・ラウタヴァーラは、フィンランドの作曲家。

同国における同世代の作曲家のなかでは代表的存在であり、多作家でもある。

初期にセリー主義(音列の展開に委ねるという考え、十二音技法など)へ傾倒したが、ブーレーズのような難解なセリー音楽ではなく、ブルックナーのようなきわめて明快な音楽を作る傾向にあった。

しかし1960年以降はセリー主義を離れ、それ以後の作品では題名に「天使」などの語が織り込まれ、清澄で神秘的な要素を帯びてくる。こうしたラウタヴァーラの音楽では、弦楽器による簡素で民俗的な主題や、旋回するフルートの旋律、ベルによる静かな不協和音、牧歌的なホルンが特徴的なものとして挙げられる。(Wikiより)


cogito ergo sum Leif Segerstam指揮

Helsinki Philharmonic Orchestra

(ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団)


交響曲 第 7番 「光の天使」

1996年録音

交響曲 第 8番 「旅」

2001年録音


レーベル:Ondine


ラウタヴァーラが現在までに完成している8曲の交響曲を集めた4枚組のセットのDisk4です。


演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


7番、8番とも現代音楽なのでしょうが、理解しにくさ、小難しさは感じません。

7番「光の天使」は代表作との事ですが、確かに光の天使をイメージ出来ます。

少し深めの夜のプールに差し込む月明かりが揺らめく様子がイメージできる楽曲です。

柔らかで静かな光が揺らめいている感じが凄くします。

交響曲としての構成もしっかりしている印象ですが、少しインパクトには欠ける気もします。

一方第8番「旅」には、余り標題音楽として「旅」を私はイメージ出来ませんでした。

「光の天使」より少しスペキュタクラーで現代音楽の様相も高く、メリハリも効いている感じですが、聴いていて違和感や異質な印象を持つ事はありませんでした。

全く馴染みのない作曲家ですし、まだ1番~6番も聴いていないのですが、この2曲を聴く限り、ラウタヴァーラは全体に穏やかな揺らぎを基本としているように感じられ、時にスパイス的に打楽器の強打や金管の咆哮を用いて楽曲を作り上げている感じがします。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


蒼い静寂を背景に感じられる録音で、奥行き感もCDフォーマットとしては十分な部類だと思います。

定位も明瞭で、音の立ち上がりにも切れがありますが、弦楽の艶もそこそこ感じられ、全体的な仕上がりは良好です。

場面的には少ないのですが、トゥッティでの強奏時には、若干窮屈な音場再現となりますが、少しミステリアスなラウタヴァーラの音楽を十分楽しませてくれる録音だと思います。


(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)


明日はSで始まる作曲です。


Scope Dog(ATM-09-ST:スコープ・ドッグ)

装甲騎兵ボトムズに登場するアーマード・トルーパー (Armored Trooper)と呼ばれる架空のロボット兵器の代表機種。(アニメの中ではもっぱらAT(エー・ティー)と呼ばれます)

主人公のキリコ・キュービィが好んで搭乗する機体ですが、他のアニメのように主人公の専用機では全くなく、大量生産された消耗兵器である事が大きな特徴です。(1500万機以上が生産されたとされている)


ボトムズはアニメの最高傑作の一つだと思っていますし、スコープ・ドッグを超える魅力的なメカにはまだお目にかかった事がありません。


cogito ergo sum