Wiener Philharmoniker
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
1890年/ハース版
1988年録音
レーベル:Deutsche Grammophon
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
カラヤンと言うと、イメージ的には流麗華麗なものがありますね。
その流麗華麗さがブルックナーには合わないんじゃないかと思ったりもしますが、この8番ではそうでもないです。
何と言ってもウィーンフィルの響きがとても美しく、カラヤン流のレガートな演奏は好みが分かれるのかも知れませんが、私には違和感はありませんし、かなりロマン派の印象を楽曲に上手く与えている気もします。
余り大袈裟な処や甘美さに溺れきってしまうような面も感じられず、最晩年のカラヤンの良さをブルックナーで聴ける演奏ではないかと思います。
特に第3楽章のAdagioは、流石カラヤンと言った感じで、他の指揮者では中々聴けない演奏だとも思います。
貸出試聴機、Esoteric P-03+D-03で聴いていますので、録音評価はいつも以上にあてになりません![]()
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
ウィーンフィルならではの木質系の穏やかな静寂を背景に感じる録音です。
その静寂にのって浮かび上がるこれまた木質系の各楽器の響きが美しく、適度な粒立ちと自然な定位が好ましいです。
低域にも十分な量感と明瞭さがあり、微細で繊細な場面での表現も見事に再現出来ていると思います。
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