cogito ergo sum Sylvian Cambreling指揮

SWR Sinfonieorchester Baden-Baden und Freiburg

(バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団)


2005年録音(ライヴ)

レーベル:Glor







演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


良い意味でオーソドックスな演奏で、全体のまとまりも悪くはありません。

しかし、金管、木管のソロに関しては、少し自信がなさそうな響きに感じますし、全体を通じてのカチッとした統制感が足らず、端的には少し実力不足と言った処を感じてしまいます。

カンブルランの解釈そのものには共感が持てるものの、それを再現すべきオケにもう少し美しい響きと精緻なアンサンブルが欲しいです。

第2楽章のスケルツォが端的で、少し乱暴で、構成美を感じさせるには遠く、荒っぽい演奏の様にも感じます。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


どこにもライヴ録音とは書いていないのですが、HMVの当該サイトによるとライヴだそうです。

聴衆ノイズは全くと言って良いほど感じませんが、ステージノイズが多少聴きとれ、場の雰囲気も感じられる処から間違いなくライヴだと思われます。

個々の音色は十分明瞭明確に再現され、定位や左右の広がりは自然です。

低域の量感やタイトさは今一歩で、音の粒立ちや立ち上がりにも余り鮮烈さが感じられませんが、穏やかな喧騒とでも言うライヴ特有の雰囲気は十分再現出来ている録音だと思います。


(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)