cogito ergo sum Thomas Dausgaard指揮

Danish National Symphony Orchestra

(デンマーク国立放送交響楽団)


交響曲 第 9番 BVN 282

交響曲 第10番 「向こうに見える雷の住みか」 BVN 298

交響曲 第11番 「イクシオン」 BVN 303


トーマス・ダウスゴーとデンマーク国立放送響によるルーズ・ランゴーの交響曲全集のDisk5です。(全集はSACD7枚組です)


Disk1 Langgaard - 交響曲 第 1番 「岩の田園詩」 BVN 32

Disk2 Langgaard - 交響曲 第2番 / 第3番

Disk3 Langgaard - 交響曲 第4番 / 第5番(VERSION I & II)

Disk4 Langgaard - 交響曲 第6番 / 第7番 / 第8番

もご参照ください。


演奏 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)


Disk5に収められている9番~11番には、どうも凡庸さを感じてしまいます。

4楽章構成の第9番は、かなり当たり障りのない仕上がりですが、その分特徴も感じられません。

第3楽章には鐘を多用した試みは面白いのですが、全体としては印象が薄い...。

第10番は1楽章、26分弱の楽曲ですが、実際には交響詩と言って良く、様々な楽想が現れては入れ替わる描写音楽ぽっい感じですが、これはそこそこ楽しめます。

最悪なのは第11番交響曲で、6分強という長さもさることながら、単純で消化不良を起こさせるようなモチーフの繰り返しをファンファーレで締めくくる楽曲で、聴いていて少しイライラしてしまいました...。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


このボックスセットはSACDハイブリッド盤で構成されています。

が、余り優れた録音と感じられないのは、見通しの悪さを常に感じるからです。

音場は中央に集まり気味ですし、低域には量感はあるもののタイトさがありません。

部分的には、はっとするような鮮やかさを響かせるクラリネットの立ち上がりや、ヴァイオリンの響きもあるのですが、全体としてはやはり曇りガラス越しに景色を見ているような録音です。


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通常のCDフォーマットでの9~11番を収録した1枚もののアルバムも販売されています。
cogito ergo sum