2010年3月20日
開場13:15 開演14:00
兵庫県立芸術文化センター
KOBELCO大ホール
Mozart - 交響曲 第35番 ニ長調 「ハフナー」 K.385
Mozart - ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
Grieg - ホルベルク組曲 作品40
Mozart - ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
とても素晴らしいコンサートでした。
ノルウェー室内管は、指揮者を置かない演奏でしたが、完璧とも言えるアンサンブルで、ハフナーはそのまま録音してSACDで発売して欲しいほどの出来栄えでした。
「これぞアンサンブル」と言いたくなるような有機的な響きで、どのパートも過不足を全く感じさせない演奏です。
管楽器の音色もとても美しく、弦との調和も素晴らしく、久しぶりに素敵なコンサートに足を運べたと思います。
グリーグの楽曲は、弦楽4部による弦楽合奏曲でしたが、これまた最高の演奏で、指揮者がいないにも拘わらず、何故あそこまで完璧なバランスで楽曲を構築できるのか...。
まさに一流のオケならではの感銘を与えてくれます。
ピアノ協奏曲では、アンスネスが弾き振りを勤めていましたが、本来指揮は必要ないんじゃないかと思えました。
アンスネスらしい柔らかで端正なピアノの響きはモーツァルト の協奏曲にはよくマッチしていましたし、モーツァルトの持つ優しさ、そしてその奥の静かな哀しさを上手く表現できていたと思います。
23番などはかなり早めのテンポとも思いましたが、それでもアンサンブルはほつれる事がなく、オケの技量の高さ、各員の結びつきの強さを感じました。
アンコールはモーツァルトのピアノ協奏曲第14番の第3楽章を演奏してくれました。
兵庫県立芸術文化センターには初めて足を運びましたが、2005年にオープンしたまだ新しいと言って良い施設です。
思ったよりも広くはなかったのですが、とても綺麗な設備でしたし、響きも上質です。
1階ほぼ中央という良い席が取れたこともありますが、これから足を運ぶのが楽しみになるホールです。
ただ、西宮北口に立地しているので、休みの日以外はちょっと行けませんけどね...。
ノルウェー室内管によるモーツァルトの交響曲全集とか出して欲しいなぁ...。