cogito ergo sum Guarneri Trio Prague


ピアノ三重奏曲 第 2番 変ロ長調 作品26 B.56

2008年録音

ピアノ三重奏曲 第 4番 ホ短調 「ドゥムキー」 作品90 B.166

2009年録音

レーベル:Praga

1986年に結成さいれたプラハ・グァルネリ・トリオによるドヴォルザークのピアノ三重奏曲全集のDisk2です。

全集はSACD2枚組です。

Dvořák - ピアノ三重奏曲 第3番 / 第1番

もご参照ください。


演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


やはりベテランの味わいと言うべきか、落ち着いた演奏です。

ヴァイオリン、ピアノ、チェロの誰にもエゴのようなものを感じませんが、アンサンブルの要が存在していないようにも感じてしまいますが...。

やはりチェコの弦には擦過音が強く、それが若干乾燥した響きに感じさせる印象ですが、表現が穏やかなので身を任せて聴いていられる感じがします。

個人的には弦にはもう少し潤いと奥深さ、ピアノには全体を引っ張るイニシアチヴを発揮した演奏の方が好きですが、素朴に感じるドヴォルザークのピアノ三重奏には、不必要に高い緊張感は似合わないのかも知れませんね。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


SACDハイブリッド盤ですが、余りその実力を生かしている録音とは思いません。

見通しは良いのですが、やはりもう少し低域には豊かさ、高域には粒立ちの良さを期待したいのですが、これは演奏スタイルに因るところが大きいのかも知れません。

ピアノの低音部はチェロのピツィカートのように響くのが面白いのですが、奥行き感などもSACDとしては不足しているような感じがします。


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