cogito ergo sum Isabelle Faust (vn), Alexander Melnikov (p)



ヴァイオリン・ソナタ 第 6番 イ短調 作品23

ヴァイオリン・ソナタ 第 7番 ヘ長調 「春」 作品24

ヴァイオリン・ソナタ 第 8番 ト長調 作品96


2008年録音

レーベル:Harmonia Mundi




ファウスト&メルニコフによるベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全集のDisk3です。全集は3CD+1DualDisk(片面CD+片面DVD)のセットとなっています。

Beethoven - ヴァイオリン・ソナタ 第1番 / 第2番 / 第3番

Beethoven - ヴァイオリン・ソナタ 第4番 / 第5番 / 第10番

もご参照ください。


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


全集も3枚目になり、やっと良さが分かってきた感じです。音譜

3枚目に収録されている楽曲がファウストの音色にあっているとも感じますし、骨太ではないベートーヴェンの少しお洒落な雰囲気が楽しめるような気がします。

言い方が悪いですが、BGMとして流せば、この上なく上品で上質な雰囲気に包まれます。

やはり弱奏部分での頼りなさをヴァイオリンに感じますが、絶妙に息の合ったアンサンブルはこれまた上品な感じです。

全集ともなれば楽曲による出来不出来があっても仕方ないと思うのですが、この二人の演奏には常に安定した完成度が感じられ、そこも凄いなぁって思います。



録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


録音の印象も大きくは変わりませんが、オーディオ機器の調子のせいか、体調のせいかは分かりませんが、今までより品位が高く感じる録音です。

ファウストのヴァイオリンの音色も必要以上にはフォーカスされていない感じですし、メルニコフのピアニズム溢れる演奏にも、繊細な音の襞を感じる事が出来ます。


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