cogito ergo sum Alexander Melnikov (p)

前奏曲 ホ短調 作品11-4

ピアノ・ソナタ 第 2番 嬰ト短調 「幻想ソナタ」 作品19

2つの詩曲 作品32

幻想曲 ロ短調 作品28

アルバムの綴り 作品45-1

2つの小品 作品57

ピアノ・ソナタ 第 3番 嬰ヘ短調 作品23

5つの前奏曲 作品74

皮肉 作品56-2

ピアノ・ソナタ 第 9番 「黒ミサ」 作品68

マズルカ ホ短調 作品25-3

2005年録音

レーベル:Harmonia Mundi


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


スクリャービンは殆んど初めて聴きました...ので、実際は良くは分からないのですが...。

フランス風の雰囲気がありながら、前衛的とは言いませんがかなり現代音楽の様相があります。

このアルバムに収められている楽曲では、「5つの前奏曲」以降はかなり現代っぽい感じがします。

モスクワ音楽院ではラフマニノフと同級生だったらしいですが、ちょっと雰囲気が違いすぎます。

どちらかと言うとリズミカルさを抜いたバルトークの雰囲気がありますが、スクリャービンの方バルトークよりも9歳も年上なんですね...。


メルニコフのピアノには、ppの時でさえしっかりとした質量が感じられ、華美ではない少し暗めの音色が魅力と思います。

音色の多彩さは余り感じませんが、しっとりとした響きには、大人の落ち着きも感じられます。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


左右への広がりは感じられますが、少し見通しは暗めです。

静寂感は十分ですが、奥行きが足りない気もします。

音の立ち上がりや粒立ちは並程度で、温度感や実在感は低めかも知れませんが、ゆったり聴く事の出来る録音です。


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