cogito ergo sum Claudio Abbado指揮 Giuliano Carmignola (vn)

Orchestra Mozart (モーツァルト管弦楽団)


ヴァイオリン協奏曲 第 1番 変ロ長調 K.207

ヴァイオリン協奏曲 第 2番 ニ長調 K.211

ヴァイオリン協奏曲 第 3番 ト長調 K.216


2007年録音

レーベル:Archiv


アバド+カルミニョーラ+モーツァルト管によるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集のDisk1です。(2枚組の全集です)


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


やはりいつ聴いてもモーツァルトは良いですね。

モーツァルト管の清楚な響きと、余裕を感じさせるカルミニョーラのきりりとしたヴァイオリンの響きが素晴らしいです。

正に保守本流的な演奏ながら、全く古臭さやマンネリを感じさせない鮮やかな演奏です。

大人の余裕と優しさを内包したモーツァルトは、本当に安らかに聴き込める仕上がりですが、単にBGMとして部屋に流すにしても、上品で落ち着いた時間を与えてくれるものです。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


通常のCDフォーマットなのですが、素晴らしい音場再現で、手に取れるような実在感があります。

柔らかな温度感も感じられ、明瞭で艶のあるヴァイオリンや、明確な定位が好ましいオケの響き全てが上質です。

もう少しの奥行き感を欲張りたい気もしますが、十分以上の優秀な録音だと思います。

終楽章の演奏終了後に、低域の響きが長く糸を引くように佇みながら消えてゆく様が特徴的です。


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