cogito ergo sum Valery Gergiev指揮

Kirov Orchestra, Mariinsky Theatre, St. Petersburg

(サンクト・ペテルブルグ・マリインスキー劇場キーロフ管弦楽団)

※現在の楽団名称はマリインスキー劇場管弦楽団です。


Rimsky-Korsakov - 交響組曲 「シェヘラザード」 作品35

Borodin - 交響詩 「中央アジアの草原にて」

Balakirev - イスラメイ


2001年録音

レーベル:Philips



演奏 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


濃厚で濃密、そして妖艶ですらある演奏ですが、いやらしさや鼻に付く処は皆無です。

シェヘラザードは様々な楽器がソロで旋律を飾る楽曲ですが、そのどれもが素晴らしい音色でうっとりします。ラブラブ

鮮やかで熱気みなぎる演奏でありながら、全体の構成を考慮し抜いたゲルギエフの棒。

そのゲルギエフに対して、確かなテクニックを背景に、自信たっぷりに応じるオケの面々の楽しんで演奏する様子が伝わってくる演奏です。


録音 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


SACDハイブリッド盤です。

美しく残る残響を感じさせながらも、音の粒立ち、輪郭も明瞭で、際立つ音の立ち上がりが鮮やかです。

定位も奥行き感も申し分なく、迫ってくるような臨場感、実在感も高い録音です。

「シェヘラザード」での各楽器のソロへのフォーカスも良く、艶やかな潤いが感じられます。

「イスラメイ」などは、かなり音数が多いと感じさせる楽曲ですが、それでも各楽器の音色が不明瞭になったり、塗り潰されてしまう様な事はなく、とても素晴らしい録音だと思います。


通常のCDフォーマットでも発売されていますが、SACDハイブリッド盤がお勧めです。


(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)