Kölner Rundfunk-Sinfonie-Orchester(ケルン放送交響楽団)
原典版
1974年録音
レーベル:RCA
ヴァントとケルン放送響のブルックナー交響曲全集のDisk5です。
演奏 ![]()
(評価は5つ星が満点です)
ギュンター・ヴァントのブルックナーは私にとってはスタンダードなのですが、この5番は今一つです。
頑張っているのは分かるのですが、オーケストラ全体としての音色に魅力が足らず、特に金管は技術的な事も含めて不満が残る処が多いです。
やたらとバリバリ鳴らしている割には、ホルンの出だしの音程が外れぎみだったり、弱音時の繊細さに欠けていたりが気になります。
ヴァントらしい純朴さは全体に感じられますが、少し硬質な、そして多少乱暴な演奏にも感じます。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
第5交響曲はとても静かに始まる楽曲なので仕方ないですが、アナログ録音特有のテープヒスノイズが少し気になります。
残響は十分あるホールのようですが、音には潤い感が足りない気もします。
低域の量感やタイトさにも物足らない部分があり、奥行き感や見通しは良いのですが、全体に残念な印象があります。
私の持っているのは最初に全集として発売されたものですが、現在販売されているものは『高度なリマスター(24bit/96kHz)による音響鮮度の大幅アップ』とHMVのサイトには記述がありますので、改善されているのかも知れません。
(下記画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)

