cogito ergo sum 指揮:金 聖響


2010年1月10日

開場14:00 開演15:00

ザ・シンフォニーホール


J. StraußⅡ - オペレッタ「こうもり」序曲

Chopin - ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11

横山 幸雄 (p)

Dvořák - 交響曲 第9番 ホ短調 「新世界より」 作品95


今年最初のコンサートは、初めての関フィルです。


「こうもり」序曲では、とてもアンサンブルも整っていて、「中々上手いなぁ」と感心しました。


ショパンのコンチェルトは小編成のオケながら(あっ、全ての楽曲でオケの編成人員(弦)は同じでした、オケ自体の編成が小さい方かと思います)重厚さを感じさせる演奏で、堂々とした雰囲気がありました。

ただ、「こうもり」では完璧と思えたアンサンブルも、多少乱れる事も、金管が音を外してしまう事もあって、少なからず残念な感じでしたね...。

全体に早めのテンポ、しかもインテンポでの演奏で、少し味気ない感じも否めません。

ソリストの横山さんのピアノも、リリックと言うよりは「立派な」演奏で、テクニック的には凄いような気もしましたが、今一歩心に響かない、少し平板な印象もあったり...。

アンコールにはショパンの「子犬のワルツ」をかなりの速さで演奏して下さり、早弾きが得意なんだなぁとは思いました。


メインの「新世界より」。

ピアノコンチェルトでかなり不安になっていたのですが、やはり管楽器群には不満を感じる演奏で、弦にも偶に乱れ、音の乱暴さを感じる演奏でした。

ところがある場面ではかなりうっとりするような演奏もあり、一つの楽曲の中でも出来不出来が混在する、ちょっと不思議な演奏でした。


アンコールには横山さんのピアノも参加してブラームスのハンガリー舞曲第4番を聴かせて頂きました。


偉そうにも関フィルの全体的なイメージを総括すると、悪いオケではないのですが、安定度が今一歩だと思います。

素晴らしい演奏もあるのですが、かなり「下手」だと思えてしまう場面もあって...。

金管群はテクニックにも問題があるのは在阪オケの一般的な問題で、関フィルも同様です。

木管群の鮮やかさや弦楽群の艶やかさ、深みも、もう少しレベルを上げて欲しいところです。


個人的には大阪シンフォニカーより少しだけ劣るレベルかとも思いますが、センチュリーほどダメダメではない感じです。(あくまでも個人的な印象ですので、あしからず!)