cogito ergo sum Marko Letonja指揮

Sinfonieorchester Basel(バーゼル交響楽団)


愉快な序曲 作品53

交響曲 第 3番 ホ長調 作品49


2005年録音

レーベル:cpo

Weingartner - 交響詩 「リア王」 / 交響曲 第 1番

Weintgartner - 序曲 「深刻な時より」 / 交響曲 第5番

Weingartner - 交響詩 「春」 / 交響曲 第6番

もご参照ください。


演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


レトーニャ&バーゼル響のワインガルトナー交響作品集4です。

愉快な序曲は、その名の通り、子供のおもちゃ箱をひっくり返したような楽曲で、とても多彩で楽しめます。

明るくて夢のある、正に正月の演奏会などで好まれそうな楽曲、演奏ですが、少し奥深さが足りない気もします。

メインの交響曲第3番、スペキュタクラーな楽曲ではありませんが、音数の多さを感じます。

第3楽章はオルガンなども動員しての壮大なアダージョを形作ろうとの意図が見えますが、余り成功しているとは思えません。(多分オルガンも使っていると思うんです、聴いた感じ...)

交響曲全体を通しての核となるようなものが希薄で、余り印象に残らない...。

演奏はそれでも素晴らしいと思いますし、ま、交響曲を6曲も(第7番もあるらしいですが...)書いていれば、少しピンと来ない楽曲もありますよね、天才肌じゃないから、ワインガルトナーは。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


音数が多いとは言えスペキュタクラーではない楽曲ですが、音響的には押し寄せてくるような迫力が感じられます。

SACDハイブリッド盤ですので、低域には波動を伝える力強さが十分あり、それが強いエネルギー感を与えるのでしょう。

全体を通して見通しも良く、木管群などはかなり鮮やかに響く好録音です。

少し弦が中央に寄り気味とも感じますが、全体の音の広がりは十分感じられます。


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