Philharmonia Orchestra(フィルハーモニア管弦楽団)
交響曲 第 1番 変イ長調 作品55
1990年録音
序曲 「南国にて(アラッショ)」 作品50
1989年録音
レーベル:Deutsche Grammophon
ジュゼッペ・シノーポリとフィルハーモニア管によるエルガーの交響曲集のDisk1です。
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
第1交響曲は、有名な「威風堂々」を彷彿とさせるような主題が全編を通じて用いられていて、その主題そのものが日本人好みな感じがしますね。
適度な緊張感と仄かな熱気が感じられる演奏は、隙のないもので、各楽器の響きも美しく感じます。
録音の問題とも思えますが、鮮やかな展開で聴かせるのではなく、保守本流的な演奏スタイルが、楽曲に合っているとは言えますが、面白みも少し欲しい気もします。
序曲「南国にて」はかなり派手でスペクタキュラーな楽曲です。
金管の咆哮、グランサッカ(大太鼓)の強打、鉄琴やシンバルの活躍など、迫力満点の楽曲です。
演奏には交響曲以上の熱気も感じますが、23分もあるかなりシンフォニックな管弦楽曲は、交響曲を聴いた後に続けて聴くには多少疲れを感じたりもします...。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
少し平面的な音場再現に感じます。
録音年から考えると、余り厳しい事は要求できないとは思いますが、音の粒立ちや立ち上がりも今一歩です。
定位は自然で、響きが上手く混ざり合う感じもあり、グランサッカ(大太鼓)やトライアングル、鉄琴の響きも綺麗に通ってはいますが、全体に鮮烈さが少し不足している感じがします。
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