cogito ergo sum Puella Trio


Martinů - 5つのベルジュレット ピアノ三重奏のための H.275

Schnittke - ピアノ三重奏曲

Shostakovich - ピアノ三重奏曲 第 1番 ハ短調 作品8


2007年録音

レーベル:Arco Diva






演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


プエッラ・トリオは2003年に結成されたチェコの女流トリオです。

息も良く合っていて、闊達で溌剌とした演奏ですが、ちょっと先鋭的と言うか、懐が深くないと言うか...。

音色的にはそんなに悪い訳ではないのですが、余り落ち着けるような響きではなく、毛羽立ちを感じる演奏です。

楽曲的には、シュニトケを除けば、私としては十分楽しめるもので、交響曲では馴染めなかったマルチヌーも、室内楽にはかなりの面白さを感じます。

シュニトケは...まだ私には早すぎると言うか、少し前衛的でピンときません。

クセナキス ほどの超絶的な前衛さではないのですが、まだ面白みを感じる事はできませんね...。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


元来の演奏スタイルから仕方がないのかもしれませんが、少し腰高な印象を受ける録音です。

低域の豊かさが余り感じられないのが残念ですが、これは新しく導入したELACのスーパー・ツィーター、4Pi Plus.2の調整不足、鳴らし不足が原因かもしれません。

奥行感と定位は十分で、音の粒立ちはもう一歩ですが、鮮やかさは感じられます。

ただ、メタリックな響きに仕上げられている感じがして、一聴したところは凄いようにも感じられますが、全体としての潤い感や滑らかさには不満が残ります。

レコード芸術誌で優秀録音となっていたので買ってみましたが、私のオーディオの品位がまだまだ低いのか、上述のスーパー・ツィーターの問題か、手放しで「優秀録音」とは言えない感じです。


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