Georg Solti指揮
Chicago Symphony Orchestra(シカゴ交響楽団)
1883年版
1992年録音
ショルティ&シカゴ響のブルックナー交響曲全集の1曲です。
もご参照ください。
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
比較的ゆったりとしたテンポ設定ですが、素朴な感触は低く、少しだけ洗練された都会的なブルックナーを感じます。
シカゴ響の金色の金管群は第4楽章などは正に水を得た魚状態で、大活躍。
この咆哮がもう少しでも爆発気味だとうるさく感じてしまうギリギリかも知れません。
全体的に精緻さを感じさせる演奏ですが、木管群も金管群に負けず劣らず鮮やかな音色で楽曲を盛り立てていて、総合的なバランスはとても良いと感じます。
ただコラール風の金管の響きが売りの第7番(第4楽章)だと思うのですが、シカゴ響がやるとコラール風には聴こえないところが好みが分かれる処かもしれません。
木質系ではなく、少し美しく磨かれたガラスの触感である事も、評価を二分するのかもしれませんね。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
そんなに音の粒立ちが良い訳ではないのですが、見通しは比較的すっきりしており、木管群の鮮やかな音の立ち上がりも上々です。
コントラバスもタイトさは足りませんが、量感は十分で、全体的にも定位は明瞭な方だと思います。
ただ、弦楽群は少し左右にきっぱりと分かれすぎている感じがして、特にチェロなどはもう少し中央にも音がブレンドされた方が違和感が少ないような気がします。
パッケージが少し変わったみたいですが、今でも全集は販売しているようです。
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