cogito ergo sum Christian Zacharias指揮&(p)

Orchestre de Chambre de Lausanne

(ローザンヌ室内管弦楽団)


ピアノ協奏曲 第 1番 ホ短調 作品11

2004年録音


ピアノ協奏曲 第 2番 ヘ短調 作品21

2003年録音





演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


甘美と言うより清楚な響き。

ツァハリアスのピアノはローザンヌ室内管の音色ととても上手く溶け合っています。

耽美さに溺れることなく、尚且つ十分な詩情を感じさせる演奏で、とても好感が持てます。

特に第1番はその演奏スタイルが楽曲にも良く合っているように感じれら、清朗さが心地よく響きます。

第2協奏曲は、楽曲的にも少しスケール感のあるものなので、もう少しコクのようなものが欲しい気がしますが、押しつけがましうところが一切なく、柔らかな優しさに溢れているような演奏には、かなりの魅力を感じます。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


演奏同様ですが、録音にも強く主張するようなものがなく、品の良さが感じられます。

定位や奥行き感、木管群の凛とした存在感も立派なものですが、派手さはありません。

第1協奏曲の第2楽章のピアノの音色は、上質なオルゴールの響きを感じさせるような、そんな少し夢見心地を与えてくれるようなものがあり、心落ち着く録音だとも思います。

オーディオ的には大きな面白みはないかもしれませんが、BGMとして流すにも、部屋の空気の品位を高めてくれるような、そんな録音と感じられます。


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