ピアノと管弦楽のためのラプソディー 作品1 BB36b Sz.27
ピアノと管弦楽のためのスケルツォ 作品2 BB35 Sz.28
Zoltán Kocsis (p) Iván Fischer指揮
Budapest Festival Orchestra(ブダペスト祝祭管弦楽団)
1986年録音
ヴァイオリン協奏曲第1番 BB48a Sz.36
Barnabás Kelemen (vn) Zoltán Kocsis指揮
Hungarian National Philharmonic Orchestra
(ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団)
2006年録音
演奏 ![]()
(評価は5つ星が満点です)
バルトークのヴァイオリン協奏曲を聴いてみたくて購入しましたが、SACDに拘ったがために失敗です...。
まずピアノと管弦楽のための2曲ですが、ピアノが決定的にダメです。
音色が一本調子で、強奏時は音が大きいだけで乱暴に聴こえ、弱奏時には、音が小さいだけで繊細さがありません。
音が変に繋がっている印象で、分かり難い例えかもしれませんが、枝豆を鞘ごと食べさせられている感じです。
オケの演奏も含めて、全体に切れがなく、響きには美しさが感じられません。
オーケストラだけでの演奏場面ではまだましですが、ピアノが入ってくるとかなりシンドイです...。
期待のヴァイオリン協奏曲は、1742年製のグァルネリ・デル・ジェスをソリストのケレメンが使用しているとHMVにありますが、これまた音色が美しくもなんともなく、奥深さを語る以前の問題かと...。
オケも力量不足を否めない演奏で、ブダペスト祝祭管よりはまだましですが、やはり音色が美しくないです。
録音 ![]()
(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤ですが、そのフォーマットの持つ力の半分も生かせていない録音と感じられます。
特にピアノと管弦楽との楽曲は、定位も不明瞭で、見通しも悪いです。
多分に演奏の問題かとも思え、オケだけの時にはそれほど酷くはないのですが...。
ヴァイオリン協奏曲に関しては、SACDのフォーマットの力がオケやソリストの力量不足、美しくない音色を明確に捉えてしまった感じです。
会場の空気さえ感じさせるほどのものがあるのに、聴こえてくる音楽には魅力を感じられない...。
端的に演奏の問題だと感じられますが、録音が演奏を助けても良いと思うのですが、残念です。
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