cogito ergo sum Neeme Järvi指揮

Scottish National Orchestra(スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)


「ロメオとジュリエット」 第 1組曲 作品64bis

1984年録音

「ロメオとジュリエット」 第 2組曲 作品64ter

1985年録音

「ロメオとジュリエット」 第 3組曲 作品101

1986年録音





演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


プロコフィエフの代表作として有名な「ロメオとジュリエット」ですが、初めて聴きました。

いきなりバレエ全曲版はへヴィだと思い、組曲版を買ってみましたが、親しめる作品ですね。

思うに、プロコフィエフはショスタコーヴィチに比べると、とても古典的、ロマン的な要素が高くて、暗さも少ないですね。

ヤルヴィに鍛えられたスコティッシュ・ナショナル管の演奏も素晴らしく、特に金管群の咆哮がスペクタキュラーな印象を与える第1組曲などは、いぶし銀の響きです。(良い意味ですよぉ)

金色の金管群を誇るシカゴ響と肩を並べるかのような演奏を披露しています。

その分、少し弦楽パートには厚みが足りない気もしますが、弦楽アンサンブルの場面ではとても潤いある美しい演奏だと感じられます。


録音 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


このアルバムはデジタル・リマスターされたものですが、SACDかと思われるほどの好録音(リマスター)です。

しっかりと定位が決まっており、左右の広がりや奥行き感も素晴らしいです。

ティンパニやグランサッカ(大太鼓)の明確な輪郭を伴った響きは、波動を肌で感じられるほどの実在感。

凛とした音の立ち上がりが鮮やかで、迫力ある場面も、弦楽群のしなやかな合奏部分も、美しい響きを堪能できます。


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