Münchner Philharmoniker(ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団)
Bruckner - 交響曲 第 9番 ニ短調
1983年録音(ライブ)
Wagner - 楽劇 「トリスタンとイゾルデ」 前奏曲
1979年録音(ライブ)
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
最初から最後までノーカットで収録されたライブ録音ですが、物凄い熱気を感じます。
まさに壮大、まさに雄大。
とても力強い演奏ですが、乱暴に感じる処もなく、金管の咆哮も、弦の強奏も十分な厚みを持ちながらもしっかりとしたアンサンブルを奏でながら、ブルックナーの世界を作り上げています。
さすがに最終楽章になると、若干の疲れを感じさせ、特に金管群には僅かな綻びが感じられますし、全体のまとまりが少し失われているように感じますが、神の領域を感じさせるほどの力演と思います。
ワーグナーの楽曲も、ブルックナーほどの熱気はないのですが、基本的には力強くも美しい演奏です。
ブルックナーの熱演に少し疲れ気味ですので、カップリングの必要があったとは余り思いませんが...。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
とても高い温度感を感じる録音で、左右の広がりは物理的な部屋の幅さえ超えて再現される感覚です。
上方向への伸びやかさも十分で、強い実在感もあるので、かなり前の席で生演奏を聴いている雰囲気です。
上述の通り、冒頭から最後の拍手まで、切れ目なくライブを収録しているのですが、何故か右側にだけ特別に高い温度感と、ライブならではの喧騒感を常時感じます。
音場再現そのものは右に振られている訳ではないのですが、聴衆ノイズも殆んど右からしか聞こえません。
ワーグナーの楽曲ではそのような事はないので、収録の問題が、マスターテープの問題かも知れません。
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