cogito ergo sum Mariss Jansons指揮

Royal Concertgebouw Orchestra

(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)


1889年第3稿 ノヴァーク版


ブルックナーの3番&4番を収めたアルバムのDisk1です。


2008年録音(ライブ)





演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


コンセルトヘボウ管は好きなオケの一つです。

しっとりとした木質系の優しい響きが、「癒し系」を感じさせますね。

ここでの演奏はとても余裕を感じさせるもので、それはヴィルトゥオーソ・オーケストラでは良く感じる事ですが、コンセルトヘボウ管の見せる余裕は他のオケとは違い、鼻につかないと言うか、優しい微笑みを感じるものです。

スケール感も豊かな演奏で、躍動的とも言えるのですが、少し私のブルックナー像とは違うかな...。

場面によると小踊りをしているかのように楽しげな演奏で、「黒い森(Schwarzwald)」と形容されるブルックナーからは少し遠い感じです。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


SACDハイブリッド盤です。

残響が少なめと感じますが、それでもどの楽器の音色にも潤いが感じられるのは、やはりコンセルトヘボウ管ならではでしょうか、素晴らしいです。

音のホグレ具合も上々で、見通しの良い録音でありながら、しっかり迫力も感じられます。

かなり白木に近い木質の響きを感じさせるのですが、美しい陰りがあった方がブルックナーには合うような気もしますね。

ライブ録音で、そこはかとないライブ感は感じられますが、ノイズは感じられず、演奏後の拍手も収録されてはいません。


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