cogito ergo sum Karl Kaiser指揮&(fl)

La Stagione Frankfurt(ラ・スタジオーネ・フランクフルト)


フラウト・トラヴェルソと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ長調

フラウト・トラヴェルソと弦楽オーケストラのための協奏曲 ホ短調

フラウト・トラヴェルソと弦楽オーケストラのための協奏曲 イ長調

フラウト・トラヴェルソと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ長調


2007年録音





イグナーツ・ホルツバウアー(1711-1783)は、マンハイム楽派(18世紀にマンハイムに宮廷を置いたカール4世フィリップ・テオドールの宮廷楽団を中心に活躍した作曲家達)の作曲家です。(Wikiより)

著名な作曲家との年代的な比較では、

J. S. バッハ(1685-1750)

ホルツバウアー(1711-1783)

ハイドン(1732-1809)

モーツァルト(1756-1791)と言う感じです。


演奏 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


フラウト・トラヴェルソは木管楽器の古楽器の一種で、現在のフルートの前身となった楽器です。(Wikiより)

とても優しくまろやかな響きですが、ほんの少しだけ儚さを感じさせるフラウト・トラヴェルソの音色が美しいです。

楽曲的にはチェンバロを通奏低音として用いていることから、そこはかとなくバロックっぽいですが、後に続くハイドンやモーツァルトをはっきりと感じ取れる印象があります。

音楽史に明るくないので、単なる印象ですが、バッハ4:モーツァルト6的な楽曲で、自由闊達な展開が、バロック的な様式美の上に構成される感じです。

短調の楽曲も1曲だけありますが、余り暗い感触ではなく、全体に高貴さを感じさせながらも快活な雰囲気に満ちています。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


とてもバランスの良い印象を受ける録音で、少し儚げなフラウト・トラヴェルソの音色はとても素朴で清楚な感じですが、チェンバロなどは上品に煌びやかです。

低音弦群にもたっぷりとした潤いが感じられ、優美な宮廷音楽の雰囲気を楽しめます。

左右への音の広がりも十分で、音の見通しも良好です。

もう少し低音域がタイトであれば、ぴったり私好みなのですが、かなりの優秀録音と思います。



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