cogito ergo sum Hilary Hahn (vn)

Hugh Wolff指揮

Oslo Philharmonic Orchestra(オスロ・フィルハーモニー管弦楽団)


Mendelssohn - ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

Shostakovich - ヴァイオリン協奏曲 第 1番 イ短調 作品77


2002年録音






演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ヒラリー・ハーンの手持ちのアルバムは全て紹介したと思っていたんですが、これを忘れていました。あせる

比較的軽快なテンポで進められる(最終楽章は快速と言ってもいいかも)演奏で、元来多少暑苦しさを感じるメンデルスゾーンのコンチェルトが爽やかに聴こえます。

しかしながらハーンのヴァイオリンはかなり堂々とした立派なもので、その存在感はとても強いです。


ショスタコーヴィチのコンチェルトはとてもゆったりとした暗い響きで始まります。

緩-急-緩-急という4楽章形式で、始まりこそ退屈しそうな感じもありますが、全体像はそんな事はありません。

特にテンポの速い楽章では、お決まりともいえるパーカッションの活躍も楽しく、聴きこむに値する楽曲だと思います。

ここでのオケはかなり頑張っていて存在感もあり、ヴァイオリンとの協奏を楽しめるものです。

ハーンも、メンデルスゾーンの楽曲ほど支配的な感じはなく、楽曲の隠された奥深さを探ろうとするかのような演奏です。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


私が持っているのはSACD専用盤です。

シングルレイヤーのSACD(ハイブリッドではないと言う意味です)は、かなりの高音質との評価があるようですが、この録音はそこまでのものかと言えば、そうでもない感じ...。しょぼん

ハーンのヴァイオリンの響きはとても美しく、フォーカスも明確ですが、バックのオケに関しては余り特色がない録音です。

奥行き感や音のホグレ具合は悪くないと思いますが、音の粒立ちや煌びやかさに関しては、目を見張るほどのものではありません。

ショスタコーヴィチの楽曲に関しては、様々なパーカッションや管楽器の響きが明瞭に聴きとれるので、決して悪い録音ではないとも思いますが...。

通常のCDや、BlueSpecCDでも販売されています。


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