cogito ergo sum Mandelring Quartett


弦楽四重奏曲 第 1番 ハ長調 作品49

弦楽四重奏曲 第 2番 イ長調 作品68

弦楽四重奏曲 第 4番 ニ長調 作品83


2005年録音


マンデルリング四重奏団が取り組んでいるショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集のVol. Iです。

Vol. IV Shostakovich - 弦楽四重奏曲 第10番/第12番/第14番

もご参照ください。


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ソ連共産党に何かと批判された交響曲と違い、弦楽四重奏曲はショスタコーヴヴィチが比較的自由に作曲出来たと言われ、公にできない自らの内面を表現したとも言われているそうです。(Wikiより)

意外にも弦楽四重奏曲の第1番でも1938年(32歳)の時の作品で、既に第5交響曲を作曲した後です。

ここで聴かれる楽曲は、何かしら切羽詰まったような高い緊張感を感じさせる交響曲とは違い、爽やかさすら感じさせる(と言ってもショスタコーヴィチなりの爽やかさですが)ものもあります。

簡潔な第1番、ちょっと趣向を凝らせた第2番、ダイナミックさと安らぎが混在する第4番。

マンデルリング四重奏団の明確かつ繊細な演奏も相まって、とても楽しめるアルバムだと思います。ニコニコ

が、古典派やロマン派とは違い、ほんのりと現代音楽の雰囲気はありますので、万人向けとは言えないかもしれませんね。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


驚くほど明確な定位と、鮮やかな音の立ち上がりが特徴的な録音です。キティちゃん…ラブラブ

音の見通しも素晴らしく、はっきりした輪郭を伴う響きがとても印象的です。

少しだけ乾いた響きに感じられ、潤いたっぷりとは言えないのが残念ですが、かなりの好録音と感じます。グッド!

SACDハイブリッド盤です。


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