Pierre Boulez指揮
Cleveland Orchestra(クリーヴランド管弦楽団)
1991年録音
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
クリーヴランド管はとても上手いですね。![]()
一説によるとアメリカのオケではNo.1との評価もあるようです。
ここでの演奏も完璧と思えるほどの完成度で、アンサンブルも見事です。
しかも、肩に力が入っていない、確かな技量を背景に余裕すら感じられる演奏です。
「ペトルーシュカ」はあくまでも楽しそうな演奏で、ブーレーズもオケも十分楽しみながら演奏してるかのようです。
「春の祭典」はスペクタキュラーな場面も多く、オーディオファイル御用達的な楽曲ですが、敢えて派手さやスケール感を強調しなかったかのような演奏は、「大人の春祭」で、とても好感が持てます。
「春の祭典」は、管弦楽曲では最大級の編成で、何と5管編成(通常のオケは2管編成)らしいです。
これは基本になる木管奏者各パート5人を擁する編成で、トランペットも5人、ホルンは8人、チューバも2人
ティンパニも2組で、そりゃもう派手にならざるを得ない楽曲です。
にも拘わらず、高い技量をアピールする訳でもなく、緻密なアンサンブルを余裕で聴かせる演奏です。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
左右への音の広がりも美しく、定位もかなり明確です。
色々な楽器が効果的に表れて活躍する楽曲を十分楽しめる録音です。
音の粒立ちや上方向への伸びやかさも十分ですが、ほんの少しだけ音の見通しが翳む感じもあります。
低音弦のスケールや豊かさが今一歩と感じますが、これはスピーカーのコーン紙を張り替えたばかりで、こなれていないからかも知れませんね。
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