1988年録音
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
ベートーヴェン晩年の傑作と言われるディアベッリのワルツによる33の変奏曲です。
ブレンデルにとって2度目の録音と思われますが、元々主題が少し子供っぽい旋律と言うのもあって、かなり楽しんで演奏している感じがします。
変奏が進んで後半に入ると、かなり奥深い楽曲へと変貌してゆく感じですが、そんな場面でも肩肘張らない演奏で、52分24秒にも及ぶ巨大な変奏曲を長く感じさせません。
華美な響きではありませんが、特にpやppでの音の美しさはブレンデルならではのものを感じられます。![]()
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
程良い大きさで再現される音場がとても自然な感じで、演奏の自然さと相まって、十分楽しめる録音だと思います。
余り高い実在性を感じられるほどの、音の粒立ちや立ち上がりではありませんが、それでも十分綺麗な響きを楽しめる優秀録音です。
背景に感じられる静寂にも、ほど良い潤いが感じられ、演奏同様、派手さはないものの、とても心地よく聴くことが出来る録音です。![]()
ピアノ・ソナタに比べれば、それほどリリースが多い楽曲とは思えないのですが、このアルバムも既に廃盤なんですね...、なんかもったいない感じです...。![]()
