Russian National Orchestra(ロシア・ナショナル管弦楽団)
2005年録音(ライブ)
ショスタコーヴィチの第15交響曲が素晴らしかったので、この第11盤も買ってみました。
15番はスタジオ録音ですが、この11番はライブ録音なんですね。
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
ロシア・ナショナル管は、1990年にプレトニョフによって創立されたオーケストラで、楽団員はロシア初の契約制による雇用関係だそうです。
ですから、各楽団員の技量は非常に高く、いわばヴィルトゥオーソ(超一流の演奏家)・オーケストラと言えますね。
ショスタコーヴィチの第11番交響曲は、4楽章構成ですが、切れ目なく演奏され、このアルバムでは1:02の長さです。
そんな長い楽曲を、しかもライブなんですが、完璧と思える演奏です。![]()
しかし、全体に「熱気」が余り感じられないのが残念で、凄く上手いのにイマイチ感動が追いつかないのは、何となくベルリン・フィルを彷彿とさせますね...。![]()
曲の出だしだけは、ほんのちょっとだけマーラーの第1交響曲を連想させる雰囲気がありますが、やはり最終的にはショスタコしてます。![]()
この曲は、栄華を極めたロマノフ王朝に請願するためペテルブルグ宮殿に向かって行進する民衆に発砲し、千人以上を射殺した、いわゆる「血の日曜日事件」を題材としているそうです。(Wikiより)
題材の割には、そのような血なまぐさい印象はなく、スペキュタクラーな場面が強く印象に残るような楽曲でもなく、最終楽章もかなり唐突に終わる感じで「えっ
」って思ってしまいました。
が、やはりショスタコーヴィチの作品です、私は結構好きですね。![]()
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤です。
ライブ録音とは思えない優秀録音で、咳払などの聴衆ノイズは全く聴きとれません。![]()
各楽器の定位もすこぶる明確で、音のホグレ具合も極上です。
若干、ティンパニの響きや低音弦の輪郭が甘い気がしなくはないですが、全体に豊かな音色を堪能できます。
残響が余り残らない感じがあって、そのせいか少し乾いた印象もありますが、第4楽章で用いられる鐘の響きなど、その材質や色、形状までもが目に浮かぶような録音です。![]()
(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)
余談
ちなみに今日(7/11)は、プレトニョフ&ロシア・ナショナル管の大阪公演がシンフォニーホールで行われます。
私も足を運びます![]()
