RIAS Kammerchor(RIAS室内合唱団)
Orchestre Des Champs-Élysées(シャンゼリゼ管弦楽団)
Ingele Boklin (S)
Ingeborg Danz (A)
Hans-Jörg Mammel (T)
Alfred Reiter (Br)
2007年録音
演奏 ![]()
(評価は5つ星が満点です)
宗教曲でありながら、重さや荘厳さとは無縁で、一種爽やかな明るささえ感じさせます。
それ自身は悪いことではないのですが、ヘレベッヘに期待する清楚な美しさがない...
はっきり言って、演奏にまとまりがない印象で、オケ、合唱団、ソリスト達が楽曲を共有出来ていないと感じます。
まず、ソリストは力み過ぎ、オケは張り切り過ぎで、お互いの音を聴いていない...![]()
合唱団も何となく他人事のような歌いぶりで...。
期待が高かっただけにとても残念な演奏ですね![]()
録音 ![]()
(評価は5つ星が満点です)
録音もこれまた今一歩、二歩、いやいや、三歩と言った処です
音の粒立ちが悪く、見通しが悪い感覚です。
残響は少し長めに感じますが、あまり美しく響くような残響でもなく、定位そのものが中央に集まり気味です。
高音域が少しキツく、耳に付くのもマイナスポイント。
ベルリン・フィルの本拠地、フィルハーモニーでの録音ですが、スタッフが会場に不慣れだったとかあるんでしょうかね![]()
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