cogito ergo sum Philippe Herreweghe指揮

Orchestre Des Champs-Élysées(シャンゼリゼ管弦楽団)


1994年録音


「真夏の夜の夢」 作品21&61

Sandrine Piau (S)

Delphine Collot (S)

Collegium Vocale Gent(コレギウム・ヴォカーレ)

Chœur de la Chapelle Royale(シャペル・ロワイヤル合唱団)


序曲 「フィンガルの洞窟」 作品26


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ヘレベッヘ&シャンゼリゼ管らしく、とても清らかながら、穏やかな快活さを感じさせる演奏です。ラブラブ!

もう、15年も前の録音なんですね。

アンサンブルの緻密さなどは、最近聴いた「ロマンティック」ほど完璧とは言えませんが、十分なレベルです。

ソプラノは二人ともこれまた清楚な歌声で、バックのコーラスと合わせてとても綺麗な響きです音譜

限りなく★5つに近いのですが、ほんの僅かにアンサンブルの乱れを感じる場面があったので、★4にしました。

又、超有名な結婚行進曲のシンバルの音が、何となく安っぽく感じられるのも減点ポイントですキティちゃん(--)



録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


潤いのある録音で、音の粒立ちも立ち上がりも良好です。

左右へも十分広がる響きで、瑞々しさを感じられる好録音です。グッド!

ライナーノートによると、コントラバスは4本編成のようですが、それにしてももう少し低音の量感が欲しい気がします。

ヘレベッヘ&シャンゼリゼ管の録音は、必ずなのですが、ほんの僅かにきしみ音が聴き取れる場所があります。

ライブ録音ではないのでしょうから、本来ならそう言うところには気を使って欲しいのですが...しょぼん

きっと、そんな細かいところは気にしないのかも知れません、ヘレベッヘって。


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