Scottish National Orchestra
(スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)
交響曲 第10番 ホ短調 作品93
バレエ組曲 第 4番
1988年録音
このCDも約20年ほど前に購入したものですね。
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
ショスタコーヴィッチの第10交響曲は、傑作とも言われているようですが、私としては、派手な場面もありながら、全体としては単調さを否めない曲なのではないかと感じます。
しかし、ヤルヴィに鍛え抜かれたスコティッシュ・ナショナル管は、この曲を「つまらない」とは全く思わせない名演を繰り広げ、楽曲の芸術性を強く訴えかけます![]()
まず、金管が凄い![]()
シカゴ響に負けず劣らずの金管群ですが、シカゴ響が「光り輝く金色の金管」なら、こちらは「いぶし銀の美しさ」です![]()
シカゴ響の場合、鉄壁の金管群に比べると、弦や木管の弱さが否めませんが、スコティッシュ・ナショナル管は、金管群に弦も木管も負けておらず、見事なアンサンブルを繰り広げます![]()
バレエ組曲は交響曲よりずっと親しみが持てるドラマティックな曲です。
楽曲とオケの素晴らしい演奏の相乗効果は交響曲以上で、オケのメンバーも楽しんでいるように感じられます![]()
ネーメ・ヤルヴィは1984~88年まで、このオーケストラの音楽監督を務めています。
或る意味このCDはその成果を世界に認めさせる素晴らしい銘盤だと思います![]()
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
CDのフォーマットでは、これ以上は望めないだろうな、と思わせる程の録音です![]()
各楽器の定位はしっかりしており、奥行きも十分感じられます。
響きも左右に奇麗に広がるし、低音も豊かでありながら切れがある![]()
ピッコロの高音域も、決して耳に刺さるような刺激的なものではないのに、音の立ち上がりは鋭くも美しいです![]()
欲を言えば、強奏時のでのトゥッティ(全合奏)での音のホグレがもう少し欲しいのですが、それはSACDでなければ望めない事かも知れません。
1988年録音と言う事を考えれば、十分5つ星と思います![]()
現在も同じジャケットで再販されています。
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