cogito ergo sum Quatuor Mosaïques

1990年録音












室内楽曲増強計画ニコニコの一環として購入したCDです。(購入したのは、14~23番までのセットものです)

モザイク四重奏団は、ハイドンの四重奏曲集がとても素晴らしい演奏だったので、モーツァルトの四重奏曲も購入してみました。


モザイク四重奏団はいわゆる古楽器による演奏を行う事で有名ですが、一般的にイメージする「古楽器臭さ」はなく、現代楽器による弦楽四重奏と比べても、何ら違和感のない演奏ですね。

(ただ、ヴィオラのAnita Mittererは1986製のアマティ/Christopher L. Lüthi after N. Amatiとライナーノートには記されています)

1985年、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのメンバーがウィーンで結成した団体との事です。


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


モザイク四重奏団の演奏は、「清楚」と言う言葉がぴったりだと思います。

このCDで展開される演奏には、その清楚さの中に、溌剌とした明朗さ、若々しさがあります。

弦楽四重奏曲14番、15番は、モーツァルトが26~27歳の頃、コンスタンツェと結婚したころの作品ですので、そう言った年代的な背景からは、楽曲によく合っている演奏なのかも知れませんね。

ffのトゥティでは、若干力みがあるようにも感じられますが、そこはまた彼らの若さの表れだったのかも。

ただ、15番が作曲された1783年の6月に、モーツァルトは生まれたばかりの長男を亡くしています。

14~19番までは、モーツァルトが尊敬した数少ない作曲家、ハイドンに献呈された「ハイドンセット」として有名ですが、15番のみが短調で書かれています。

長男を亡くしたことと関係があるのでしょうか...。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


モザイク四重奏団の魅力を十分伝える良い録音です。

左から、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラと明確な定位。

各楽器の音の粒立ちも、響きの交わり合いも申し分ありませんグッド!

ただ、少しオンマイク気味なのか、演奏者のブレスが比較的よく聞こえます。

(耳障りな程じゃないですけどね)

また、オンマイクだからか、ほんの少し、ほんの少しだけですが、もう少し残響があった方が良いようにも思えます。


(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)


ボックスセットがお得です!!


cogito ergo sum