トランスの価格高騰に伴い、上杉研究所がパワーアンプの生産を中止するとの情報が!
買えなくなっちゃオシマイだと、これまた「いつかは」と思っていたモノラル・パワーアンプ×4のバイ・アンプを10月に導入しました。
上杉研究所 U・Bros-33
比較試聴も何もしてません。
それまで使っていたU・Bros-10からのアップ・グレードです。
U・Bros-10は、若干元気の良い再生で、温度感も高いものでした。
Jazzなどは物凄く生々しい再生で、まさに目の前で演奏をしてるような雰囲気があり楽しかったのですが、クラシックでは若干音のエッジが気になり、特にオーケストラものは全体のバランスが今ひとつ。
U・Bros-33も同じ傾向かと思いきや、繋ぎ替えて最初に出てきた音の感想は「音楽だ!」でした。
勿論、音の輪郭を意図的にぼかしたような再生とは違いますが、U・Bros-10に比べると、かなり控えめな再生で、「大人の音」です。オーケストラもののバランスも良くなった感じです。
モノラルのパワー・アンプを4台、バイ・アンプで使うと言った、一見派手なシステム構成ですが、その音に派手さは微塵もありません。
正直、Jazzを聴くにはU・Bros-10の方が楽しいとは思いますが、クラシックならU・Bros-33の圧勝です。
実際に私の場合、クラシック9割、Jazz1割くらいの比率で聴きます。
正直、Jazzはクラシックにちょっと疲れた時に、軽く流す位ですので、U・Bros-33の導入は成功と言う事で...。
