本ブログは、小笠原林樹先生の講義でお話しになったことを、参加者である小山田がまとめたものです。

小笠原先生のブログは、もう1つ「小笠原林樹の英語語法講義~リンジュ先生の英語講義ノートから~ 」がありまして、そちらも小笠原先生ご公認のブログです。


このたび、そのブログ主の方と小笠原先生と私が話し合いまして、ブログを統合しようということになりました。

そして本ブログが、新たに「小笠原林樹の英語語法講義~リンジュ先生の英語講義ノートから~」の名称でリニューアルする予定です。


引継ぎが終了次第、また記事を載せてまいります。

今後とも、何とぞよろしくお願い致します。


※2月23日分から、「小笠原林樹の英語語法講義~リンジュ先生の英語講義ノートから」として再スタートします。

小笠原先生と、前のブログ主の方に許可を頂きました。なお、小山田が注をつける場合があります。


今回は、直訳すると少しおかしくなる表現を紹介します。



a. 彼は、日本ばかりではなく世界中で知られている → He is well-known not only in Japan, but in other parts of the world.


ここで、「世界中」を all over the world にすると、日本も含まれてしまい、論理的に矛盾します。

つまり、「日本だけでなく、世界の他の地域でも」という意味にする必要があります。

なお、「彼の歌で知られている」は、be known for his song と、forを使います。



b. 私たちは、世界中のいろいろな情報をインターネットで知ることが出来ます

→ We can know a lot of information from around the world on the Internet.


ここでは、around の前の from が重要です。これが無いと、自分がリアルな体験で世界を回って

情報を知ることになります。around the world は、informationにかかります。

なお、「インターネットで」は、他に、on the Net, on the Web という言い方で、「網」や「くもの巣」と

区別するために、大文字で書きます(おそらく将来的には、小文字で普通名詞化すると思います)。



c. この大学(東京都内)の学生は、北海道から沖縄まで全国から集まっている

→ Students come to this university from various parts, from Hokkaido to Okinawa.


この文では、come from Hakkaido~ などとしてしまいがちですが、

そうすると、沖縄にある大学に、全国から集まっているという意味になります。

“Students at this university come from various parts of Japan.”のように、

from Hokkaido to Okinawa を省くという手もあります。




今回は、間違いではないものの、気になる表現を紹介します。



a. 私はバスで学校に通っています→ I go to school by bus.


どこか目的地へ行く時の交通手段を表す表現として、

by+乗り物(無冠詞)を使います。この場合、無冠詞になるのは、

a や the を付けると、話者が何か特定の乗り物を想定していると

解釈されるからです。



b.彼は飛行機で沖縄に行きました → He flew to Okinawa.


この場合、by plane を使って went to Okinawa by planeでも

間違いではありませんが、より簡単な fly to~ のほうが自然と感じる

ネイティブは多くいます。

なお、「~に船旅をする」は、go to ~ by ship [boat][water][sea]などの他に、

take a boat trip to ~ という言い方もあります。



c. 私は徒歩で学校に通っています → I walk to school.


これも、on foot(徒歩で)を使った go to school on foot も間違いではありませんが、

簡単なwalk to~で、「~に歩いていく」という意味になります。



このように、間違いではないものの、不自然に響く表現もあります。

簡単な表現で代用が出来るものは、それを使用したほうが良いという例でした。