(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)

 

前回「信条」の英語として取り上げたcreedに通じる語として、今回はcreditを取り上げます。

 

名詞として不可算名詞「信頼」の意味があるのは有名ですが、

 

1.He is a credit to our family.(彼はわが一族にとっての誉れである)

 

というように、可算名詞では「名誉に思える人」の意味があります。また、

 

2.The credit for the success goes to the entire team. (その成功の功績は、チーム全体にある)

 

というように、「功績」や「はたらき」の意味もあります。

さらに、動詞として次のように使用されます。

 

3.The payment of 10000 yen was credited to our account.(代金10000円は、確かに私どもの口座に入金されました)。

4.They were credited with the development of a new medication.(彼らは新薬開発の功績が認められた

5.His success was credited to his unwavering efforts.(彼の成功は不断の努力による

 

5は、His success was attributed to his unwavering efforts.とも言い換えられます。

能動態では、attirbute A to B≒credit A to Bとなります。

なお、creditが「何かの功績の原因として認められる」のに対し、attributeはニュートラルに述べるという違いがあるようです(「エンジニアのための使える技術英語」参照)。

今回も、簡単な単語の意外な品詞用法の話題でした。