(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)
72.気をつけたいカタカナ語(ハイタッチ)
2人の人物が両手もしくは片手を勢い良くぶつけ合うことを「ハイタッチ」と言いますが、これは英語ではありません。
英語では、high fiveと言います。
(1)I did a high-five with him.(私は彼をハイタッチをしました)
(2)She gave me (a high) five.(彼女は私にハイタッチをしました)
数字のfiveは、手を拡げたときに5本の指が見えるからでしょう。
また、「タッチ」を使った野球用語で、野球ファンにはお馴染みと思われる次のカタカナ語にも注意すべきです。
(3)その走者はタッチアウトになった。
(4)バッターが犠牲フライを打って、走者が三塁からタッチアップして1点が入った。
実はこの「タッチアウト」「タッチアップ(敵の外野手がフライを捕球した後に進塁すること)」は、同じ単語が正しい英語に含まれています。
(3)’The runner was tagged out.
(4)’The batter flew out of the outfield, the runner tagged up from the third base and jogged in to score a run.
名詞でも、それぞれtag-out、tag-upと言います。
なお、「犠牲フライ」はsacrifice fly もしくは短くsac flyと言います。