(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)
66.「病気」の英語表現
「彼は病気です」を英訳すると、次のようになります。
(1)He is sick.
(2)He is ill.
sickとillは、共に「気分が悪い」「体調が悪い」という意味で、元々前者がアメリカ英語、後者がイギリス英語ですが、アメリカ人でもイギリス人でもよく使います。illのほうは、やや堅くて形式的と言えるでしょう。
「吐き気がする」は、
(3)I feel sick.
(4)I feel ill.
となりますが、「私はそのことにうんざりしている」は、
(4)I am sick and tired of it.
と言い、ここではillは使いません。
また、「病気の人々」は、sick peopleとは言えても、ill peopleは使いません。
病気の中でも、肺炎(pneumonia)や胃がん(stomach cancer)など、医師の診断による病名がついた病気は、diseaseを使います(重い病気も軽い病気も含みます)。このdiseaseの「ease」には「安らぎ」の意味があり、否定を表わす「dis-」が来ることで「安らぎを否定する→病気」という意味になったと考えられます。
なお、軽い病気には、ailmentを使うこともあります。
また、「精神疾患」は、mental illnessや、総称としてのmental disordersを使います。
66.「病気」の英語表現
「彼は病気です」を英訳すると、次のようになります。
(1)He is sick.
(2)He is ill.
sickとillは、共に「気分が悪い」「体調が悪い」という意味で、元々前者がアメリカ英語、後者がイギリス英語ですが、アメリカ人でもイギリス人でもよく使います。illのほうは、やや堅くて形式的と言えるでしょう。
「吐き気がする」は、
(3)I feel sick.
(4)I feel ill.
となりますが、「私はそのことにうんざりしている」は、
(4)I am sick and tired of it.
と言い、ここではillは使いません。
また、「病気の人々」は、sick peopleとは言えても、ill peopleは使いません。
病気の中でも、肺炎(pneumonia)や胃がん(stomach cancer)など、医師の診断による病名がついた病気は、diseaseを使います(重い病気も軽い病気も含みます)。このdiseaseの「ease」には「安らぎ」の意味があり、否定を表わす「dis-」が来ることで「安らぎを否定する→病気」という意味になったと考えられます。
なお、軽い病気には、ailmentを使うこともあります。
また、「精神疾患」は、mental illnessや、総称としてのmental disordersを使います。